血圧変動の要因として特に危険なのは夜中のトイレです。
寒さが血管を収縮させて血圧を上げ、いきんだりすれば
血圧はさらに上がります。トイレ、浴室、脱衣室などは
暖かくしておきましょう。
室温が特に大切になるのは足元です。足元の温度が10度
下がると、血圧は9上昇するといわれています。足元の
冷えは、
気温感受性高血圧を引き起こしやすいと考えら
れています。床暖房やホットカーペット、厚手の靴下や
スリッパなどを利用して、足元を暖かくしましょう。
また冬場の朝の室温は、10℃を下回らないようにしま
しょう。
寒い冬の間はとかく屋内に閉じこもりがちになり、運動
量が少なくなりがちですが、暖かい昼間はなるだけ体を
動かし、夜はしっかり睡眠をとることが血圧の安定にとって
大切なことです。